社員インタビュー
出身は商業高校。設計は入社後に学びました。
尾上 恵 技術開発部 設計課 資格:測量士補
担当されている「道路設計」。どのように進めるのですか?
A.ルートを検討!
最初に行うのは ルート(線形)の検討 で、道路をどこに通すかを決めるところから始まります。その後は、道路の高さや勾配 などを、決められた基準に沿って設定していきます。
また候補ルートごとに、どれくらい工事費がかかるかや、利便性・安全性・コストのバランスが良いかといった比較も行います。複数のルートで検討していきます。

道路のルートは自由に決められるのですか?
A.自由ではなく、現実的。
自由というわけではありません。 実際には、既存の家屋や、電柱などの障害物を避けたり、地形の制約を考慮したりと、さまざまな条件に合わせて「現実的なルート」を導き出します。そのうえで、複数案を提示し、発注者の方針も踏まえながらルートを決めていきます。
たくさんの条件を整理しながら判断していくことが難しくもあり、やりがいにもなっています。

特に大切にしているポイントは何ですか?
A.完成後のイメージ。
道路は地域の人が毎日使うものなので、「その道路を使う人がどう感じるか」「生活がどう変わるか」を常に意識して設計しています。安全性や流れやすさを考え、道路の勾配やカーブの角度、排水計画なども丁寧に決めていきます。

道路設計の面白さは?
A.風景の見え方が変わる。
日常で何気なく歩いている道でも、設計の視点を知ってから見ると「こういう理由で曲がっているんだ」と気づくことが増え、風景の見え方が変わるのも楽しいです。
道路は暮らしの基盤なので、生活や物流を支えるインフラに関わっている実感が大きいです。
また、実務の中で、学生時代に数学で学んだ三平方の定理などを使います。「これはいつ使うのだろう?」と思っていましたが、仕事で使う時が来て驚いています(笑)

実務の中で身についた意外なスキルはありますか?
A.机上にとどまらないスキルいろいろ。
説明力や資料作成のスキルは日々の業務で成長した実感がありますが、意外なところだと『悪路での運転技術』でしょうか(笑)プライベートでは全く運転をしないのですが、現場へ行くために山道や狭い道を走ることがあるので、だいぶ鍛えられました。

打ち合わせではどんなことを話すのですか?
A.わかりやすい提案を心がけています。
発注者は、ほぼ 県や市などの自治体 です。公共工事の設計なので、行政との打ち合わせが中心です。
打ち合わせでは、複数案を提案しつつ、それぞれのメリットや特徴などを丁寧に説明するようにします。発注者の意向を踏まえながら、より良い案を提案したり、それぞれの案を比較しやすい説明をしようと心がけています。

今後のキャリアの目標を教えてください。
A.道路設計を完結させられる技術。
10年目に、道路設計を一人で完結できるようになっていることが目標です。また、将来的には「道路は自分の得意分野!」と胸を張れるレベルまで成長したいと思っています。
その一環として技術士補の資格取得に向けて勉強中です。


キャリアを積んで一人前になりたいかたの味方です。
メッセージ
道路設計の仕事は、「自分の関わったものがかたちに残る」という大きなやりがいがあります。
日常の散歩や身の回りの道路を「どうしてこうなっているんだろう?」と観察してみると、仕事の面白さが見えてくると思います。
わたしは商業高校出身ですが、入社後に設計を学び始め、今は道路の設計もできる様になりました。太洋技研は実務の中でしっかり教えてもらえる環境があって、異分野の出身でも挑戦できます。興味があれば、まずは見学からでも大歓迎です。
